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オーストラリアの人気お土産「UGGブーツ」を徹底解説! おすすめのブランドも3つご紹介

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uggboots 海外旅行

寒い冬の定番のファッションアイテム「UGGブーツ」。モコモコのUGGブーツからは見た目からもあたたかさが伝わり、2000年代には日本でも男女問わず人気を獲得していました。一時はブームも下火になっていましたが、最近またブームの兆しが!

UGGブーツはオーストラリアで誕生し、オーストアリアの定番のお土産となっているのですが、この記事を見ている方が知っているUGGブーツはアメリカの会社のものかもしれません。

一体どういうことなのか、この記事では冬が来る前にUGGブーツについて解説!おすすめのオーストラリアに行ったらぜひ手に取ってほしいブランドも紹介します。

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オーストラリアのUGGブーツの真実

モコモコしたフォルムが可愛い「UGGブーツ」。UGGブーツと聞くと、とあるブランドをイメージすると思いますが、実はシープスキンで作ったブーツのことを「UGGブーツ」と呼ぶのをご存知でしたか?

1920年代にオーストラリアで生まれたこのブーツは、シドニーのサーファーが「足が巨大に見えて不格好だ」と、「ugly(醜い)」と呼んだことが由来と言われています。

つまり、ブランに関係なく、シープスキンで作られたブーツはUGGブーツということになります。

「UGG®︎」はオーストアリアの会社ではない! オーストラリアのUGGブーツとの違い

日本を含め、諸外国でもUGGブーツといえば「UGG®︎」を思い浮かべる方がほとんどのはず。真ん中の「G」の文字が大きいブランドロゴに、見覚えのある方も多いのではないでしょうか。

実はUGG®︎は、シープスキンに強い愛情を持ったオーストラリア人のが、米国・カリフォルニアで立ち上げたブランドです。以降、アメリカのセレブたちが火付け役となり、2000年代には日本でも大人気のブランドになりました。

アメリカ発のUGG®︎ですが、商品は一部製品を除いて中国で製造されており、オーストラリアでは作られていないんです。これが、オーストラリアで手にするUGGブーツとの違いです。

オーストラリアとアメリカの「UGGブーツ」をめぐる裁判

UGG®︎は1970年代、アメリカでUGG ブーツの人気が出たことをきっかけに、在米オーストラリア人が販売会社を設立したものです。

1995年にその人物が会社を米大手靴メーカーのデッカーズ社へ売却すると、同社がオーストラリアを除く130カ国以上で商標登録を行いました。UGGブーツの本場オーストラリアでは、2004年以降にUGGブーツのメーカーが国外販売の際に提訴されるケースが相次いだそうです。

前述の通り、デッカーズ製品のほとんどが中国製であることから、オーストラリアのメーカーは「オーストラリア製こそ本物のUGG」と主張し、裁判が長期に及びました。

結局、米連邦地方裁判所はオーストラリアの古参メーカーを商標権侵害と認定、2021年には控訴が棄却されましたが、オーストラリアではデッカーズ社が「ugg」「ug」「ughというワードを商標を登録しようとした際、国内の多数のUGGブーツブランドから反発を買い、裁判で敗訴しています。

参考:AUSTRALIAN SHEEPSKIN ASSOCIATION INC

本物か、偽物か? 判断は人それぞれ

記事の最初で触れた通り、UGGブーツは「シープスキンで作ったブーツ」のこと。オーストラリアで誕生したUGGも、アメリカ発の「UGG®︎」も、どちらもUGGブーツです。

なので、どちらを本物か、偽物かという判断は、人によって違う……というところに落ち着くのではないでしょうか。

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オーストラリア産UGGブーツの見分け方

オーストラリアで作られたUGGブーツには、三角形のカンガルー柄のタグがついています。オーストラリアでお買い物をする時は、このタグを覚えておくといいでしょう。

左側のタグが目印です!(出典:AUSTRALIAN SHEEPSKIN ASSOCIATION INC)

しかし!このタグは、製造過程の一部のみがオーストラリアで行われたものにもついているそう。純オーストラリア産の商品が欲しい方は、カンガルーのタグのほかに、AUSTRALIAN SHEEPSKIN ASSOCIATION INC」のタグが付いているものを探してみてください。

この黄色のブーツのタグは、オーストラリアシープスキン協会のもので、このタグが付いていたらオーストラリアメイドを意味しています。

オーストラリアのおすすめUGGブーツブランド

オーストラリアに行ったら、どのブランドをチェックすればいいのか、私のおすすめブランドを紹介します。

「EMU Australia」

「EMU Australia」は、1994年シープスキンの産地ジロングで生まれのブランド。

1948年にGordon Jacson 氏によって設立されたシープスキン会社 Jacson’s company のフットウェアチームが立ち上げたのが、このEMUです。

EMU社のUGGブーツの特徴は、なんといっても撥水性に優れていること。水に弱いイメージのあるUGGブーツの概念を変えてくれたブランドなんです。

商品に使用されているシープスキンは、すべてオーストラリア産のもの。オーストラリアのお土産にピッタリです。

「UGG Since 1974」

「UGG Since 1974」は、オーストラリアのゴールドコーストに本店を構えるブランド。全商品、ゴールドコーストにある工場でハンドメイドで作っています

「AUSTRALIAN SHEEPSKIN ASSOCIATION INC」に加入しているこの「UGG Since 1974」では、なんと工場見学ができるうえ、世界に一足しかない自分だけのUGGブーツをオーダーできます

工場見学の詳細はこちら↓

料金$15/ 1名
所要時間30分
開催日月〜金
特典オーストラリアのグッズなどが入ったギフトパック
VIP Silver Membership

なお店舗はシドニーにもあるので、ゴールドコーストに立ち寄る予定のない方は、シドニーの店舗でお買い物を楽しみましょう。

出典:UGG Since 1974

「Mortels Sheepskin Factory」

「Mortels Sheepskin Factory」は、1958年にシドニーで誕生したブランドです。

1978年に拠点をシドニーの北部ハンター・バレー(ハンター・リージョン)に移し、現在もこの地で営業を続けています。

このブランドも「AUSTRALIAN SHEEPSKIN ASSOCIATION INC」に加入しており、オーストラリアのお土産として信頼性もバッチリです。

「Mortels Sheepskin Factory」では、2015年から工場見学も行われており、ツアー終了後にはショッピングも楽しめます。工場の敷地内には、世界一大きいUGGブーツも置かれているので、現地に行かれる方は探してみてください。

出典:Mortels Sheepskin Factory

まとめ:商標問題に揺れたUGGブーツの歴史をオーストラリアで体感しよう

UGGブーツに商標をめぐる問題があるなんて、ご存じの方はそう多くなかったのではないでしょうか。オーストラリアでUGGブーツを見かけた際には、うんちくとして語れそうですよね(笑)。

現地ではほとんどのお土産屋さんでUGGブーツを置いているので、ぜひオーストラリアンメイドのUGGブーツに足を入れ、あたたかさを体感するとともに、オーストラリアも歴史を感じてみてくださいね!

お気に入りるUGGブーツを見つけられることを願って……。

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